赤ちゃんが頭をよくかくのはなぜ?原因と受診の目安・対処法を解説

皮膚・口・目

「赤ちゃんが頭をよくかいている…」

「かゆいの?病気なの?」

赤ちゃんが頭を何度もかいていると、皮膚に何か異常があるのではないかと心配になりますよね。

赤ちゃんが頭をかく原因は、汗や乾燥、湿疹、皮膚への刺激などさまざまです。

頭をかいているだけですぐに病気と決まるわけではありませんが、赤みや湿疹が広がっていたり、かき壊して出血していたりする場合は、皮膚の状態を確認する必要があります。

この記事では、赤ちゃんが頭をよくかく主な原因や受診の目安、自宅でできる対処法について分かりやすく解説します。

赤ちゃんが頭をよくかく主な原因

赤ちゃんが頭をかく原因には、次のようなものがあります。

  • 汗による蒸れや刺激
  • 皮膚の乾燥
  • 乳児湿疹
  • 乳児脂漏性皮膚炎
  • あせも
  • 帽子や衣類、髪の毛などによる刺激
  • 皮膚をかいたり触ったりする習慣

赤ちゃんの皮膚は大人より薄く、外からの刺激を受けやすいため、汗や乾燥などでも肌トラブルが起こることがあります。

また、乳児脂漏性皮膚炎では、頭皮などに黄色っぽいかさぶたやフケのような皮膚の変化が見られることがあります。乳児では生後1か月頃からみられ、その後自然に軽快することも多いとされています。:chatgpt-content-reference{index=”1″}

頭をかいているときに確認したいポイント

「どのくらいかいているか」だけでなく、頭皮や全身の状態も確認してみましょう。

  • 頭皮に赤みがあるか
  • 湿疹やブツブツがあるか
  • 乾燥してカサカサしていないか
  • 黄色っぽいかさぶたやフケがあるか
  • かき壊して傷になっていないか
  • 出血やジュクジュクした部分がないか
  • 頭以外にも湿疹があるか
  • 汗をかいたときに特にかいていないか
  • 眠っているときも強くかいているか
  • 機嫌や睡眠に影響しているか

頭をかく頻度だけでは原因を判断できないため、皮膚の変化や赤ちゃんの様子を一緒に見ることが大切です。

様子を見られることがあるケース

汗をかいたときに一時的にかく

赤ちゃんは汗をかきやすいため、頭や首周りが蒸れて不快になり、頭をかくことがあります。

汗を拭いたり、衣類や室温を調整したりしたあとに落ち着くようなら、皮膚の状態を確認しながら様子を見ることができます。

皮膚の変化がほとんどない

赤みや湿疹、傷などがなく、普段通り過ごしている場合は、必ずしも病気が原因とは限りません。

眠いときなどに頭を触ったり、かいたりする赤ちゃんもいます。

軽い乾燥がある

頭皮が少し乾燥している程度で、強いかゆみやかき壊しがない場合は、保湿などのスキンケアを行いながら様子を見ることがあります。

ただし、乾燥や湿疹が続く場合は、皮膚科や小児科で相談しましょう。

こんなときは病院を受診しよう

湿疹や赤みが広がっている

頭皮の赤みや湿疹が広がっている場合は、単なる汗や一時的な刺激だけではない可能性があります。

乳児湿疹やアトピー性皮膚炎など、さまざまな皮膚の病気が考えられるため、気になる場合は小児科や皮膚科へ相談しましょう。

かき壊して傷や出血がある

強くかいて皮膚に傷ができたり、出血したりしている場合は、これ以上傷つけないよう注意が必要です。

傷が広がる、ジュクジュクする、膿のようなものが出るなどの場合は、医療機関へ相談しましょう。

かゆみが強く、眠れない

かゆみのために何度も目を覚ます、眠れないほどかいているなど、生活に影響している場合は受診を検討しましょう。

湿疹が続いてかゆみを伴う場合は、適切な治療が必要になることがあります。

頭以外にも湿疹が広がっている

頭だけでなく、顔や体、手足などにも湿疹が広がっている場合は、一度皮膚の状態を診てもらうと安心です。

乳児湿疹にはさまざまな原因があり、見た目だけでアトピー性皮膚炎などを判断することはできません。:chatgpt-content-reference{index=”2″}

発熱やぐったりなど、皮膚以外の症状がある

頭をかくことに加えて、発熱、ぐったりしている、食事や水分が取れないなどの症状がある場合は、皮膚だけの問題と考えず、全身の状態を確認しましょう。

普段と明らかに様子が違う場合は、小児科へ相談してください。

自宅でできる対処法

汗をかいたら優しく拭く

汗をかいたときは、柔らかいタオルなどでこすらず、優しく押さえるように拭き取りましょう。

汗で蒸れやすい場合は、衣類や室温も調整してください。

乾燥している場合は保湿する

頭皮や肌が乾燥している場合は、赤ちゃんの肌に使用できる保湿剤でスキンケアを行います。

ただし、赤みや湿疹が強い場合、保湿だけで改善しない場合は、自己判断で長期間様子を見続けず医療機関へ相談しましょう。

爪を短く整える

赤ちゃんが強くかいてしまう場合は、爪を短く整えておくことも大切です。

かき壊しによる傷をできるだけ防ぎましょう。

洗いすぎない

頭皮が気になるからといって、何度も洗ったり強くこすったりすると、皮膚への刺激になることがあります。

入浴時は赤ちゃん用の洗浄料を使い、強くこすらず優しく洗いましょう。

帽子や衣類などの刺激を確認する

帽子をかぶった後や、特定の衣類を着たときに頭をよくかく場合は、蒸れや素材による刺激がないか確認してみましょう。

汗をかきやすい時期は、長時間帽子をかぶせ続けないなど、赤ちゃんの様子に合わせて調整してください。

黄色っぽいかさぶたがある場合はどうする?

赤ちゃんの頭皮に黄色っぽいかさぶたやフケのようなものが付いている場合、乳児脂漏性皮膚炎のことがあります。

乳児脂漏性皮膚炎は、頭部や顔などに黄色調の落屑を伴う赤みが出ることがあり、かゆみはほとんどないか、あっても軽いとされています。:chatgpt-content-reference{index=”3″}

無理にかさぶたを剥がしたり、爪でこすったりするのは避けましょう。

赤みが強い、ジュクジュクしている、広がっている、繰り返すなどの場合は、自己判断で処置を続けず皮膚科や小児科へ相談してください。

こんな場合は早めに相談しよう

次のような状態なら、皮膚科や小児科で相談することをおすすめします。

  • 湿疹がなかなか改善しない
  • かゆみが強い
  • かき壊しが増えている
  • 出血やジュクジュクがある
  • 膿のようなものが出ている
  • 頭以外にも湿疹が広がっている
  • 眠れないほどかゆがる
  • 保湿などをしても改善しない

皮膚の症状は原因によって治療方法が異なるため、「乳児湿疹だからそのうち治る」と決めつけず、長引く場合は相談しましょう。

夜間に受診するか迷ったら#8000

夜間に赤ちゃんが頭を激しくかいていて、「今すぐ病院へ行ったほうがいい?」と迷うこともありますよね。

呼吸が苦しそう、意識がおかしい、顔色が明らかに悪いなど緊急性の高い症状がある場合は、#8000ではなく119番が優先です。

そこまでではないものの、受診するか迷う場合は、子ども医療電話相談「#8000」を利用できる場合があります。

#8000では、子どもの症状について小児科医師や看護師に相談し、受診の必要性や家庭での対処方法についてアドバイスを受けられます。

利用できる時間帯は地域によって異なるため、最新の情報を確認してください。

まとめ

赤ちゃんが頭をよくかく原因は、汗や乾燥、湿疹、皮膚への刺激などさまざまです。

頭をかいているだけですぐに病気と決まるわけではなく、皮膚に目立った異常がなく、普段通り過ごしている場合は様子を見られることもあります。

ただし、次のような場合は早めに受診を検討しましょう。

  • 湿疹や赤みが広がっている
  • かき壊して傷や出血がある
  • かゆみが強く、眠れない
  • 頭以外にも湿疹が広がっている
  • ジュクジュクしたり膿が出たりしている
  • 発熱やぐったりなど、皮膚以外の症状がある
  • 症状が長く続いている

まずは頭皮の状態を確認し、汗や乾燥などの刺激を減らしながら様子を見てみましょう。

判断に迷ったときや症状が続くときは、小児科や皮膚科へ相談してください。

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