「子どもの声が鼻声になっている…」
「風邪かな?病院へ行った方がいい?」
子どもの声がいつもと違って鼻声になっていると、風邪なのか、鼻の病気なのか気になりますよね。
子どもの鼻声は、鼻づまりや風邪、アレルギー性鼻炎などによって起こることがあります。
一時的な鼻づまりなら、鼻の通りが改善すると声も元に戻っていくことがあります。
一方で、鼻づまりや鼻水が長く続いている場合は、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などが関係している可能性もあります。
この記事では、子どもが鼻声になる主な原因や受診の目安、自宅でできる対処法について分かりやすく解説します。
子どもが鼻声になる主な原因
子どもの鼻声には、次のような原因があります。
- 風邪などの感染症
- 鼻づまり
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎
- 鼻の粘膜の腫れ
- 鼻の奥に鼻水がたまっている
鼻がつまると、鼻から空気が通りにくくなり、普段とは違う声に聞こえることがあります。
風邪では鼻水や鼻づまりに加えて、咳や発熱、喉の症状などが出ることがあります。
アレルギー性鼻炎では、くしゃみや水っぽい鼻水、鼻づまりなどがみられることがあります。:chatgpt-content-reference{index=”1″}
鼻声のときに確認したいポイント
「鼻声」という症状だけでは原因を判断できないため、次のような点を確認してみましょう。
- 鼻水が出ているか
- 鼻づまりがあるか
- 鼻水がさらさらしているか、粘り気があるか
- 咳があるか
- 発熱があるか
- 喉の痛みがあるか
- くしゃみや目のかゆみがあるか
- 鼻水が喉に流れていないか
- 顔や頬、額などを痛がっていないか
- 眠れているか
- 食事や水分が取れているか
- 呼吸が苦しくないか
特に、鼻声だけを見るのではなく、鼻づまりがどのくらい続いているか、ほかの症状があるかを確認することが大切です。
様子を見られることがあるケース
風邪に伴う鼻声
風邪で鼻水や鼻づまりが出ている場合、鼻の通りが悪くなって一時的に鼻声になることがあります。
子どもが普段通りに近い状態で、水分や食事も取れていて、呼吸も苦しくない場合は、症状の変化を見ながら様子を見ることがあります。
軽い鼻づまりがある
鼻水が少し出ている、軽い鼻づまりがあるなどの場合は、鼻の通りが改善するにつれて鼻声も軽くなることがあります。
ただし、鼻づまりが強くなったり、眠れないほど苦しそうになったりする場合は受診を検討しましょう。
少しずつ改善している
鼻声の原因になっている鼻水や鼻づまりが少しずつ良くなっている場合は、経過を見られることがあります。
反対に、症状がどんどん悪化している場合や、いったん良くなったあとに再び悪化した場合は医療機関へ相談しましょう。
こんなときは病院を受診しよう
鼻づまりが強く、眠れない
鼻づまりが強くて眠れない、口呼吸が続いているなどの場合は、耳鼻咽喉科などへ相談しましょう。
鼻づまりが長く続くと、睡眠など日常生活に影響することがあります。:chatgpt-content-reference{index=”2″}
鼻水や鼻づまりが長く続いている
鼻水や鼻づまりがなかなか改善しない場合は、風邪だけでなく、アレルギー性鼻炎や鼻副鼻腔炎などが関係している可能性があります。
長引く鼻症状が気になる場合は、耳鼻咽喉科で相談するとよいでしょう。:chatgpt-content-reference{index=”3″}
粘り気のある鼻水が続き、咳も出ている
黄色や緑色などの色がついた鼻水が続き、鼻づまりや痰がからんだような咳、鼻水が喉に流れる症状などがある場合は、鼻副鼻腔炎が疑われることがあります。
ただし、鼻水の色だけで副鼻腔炎や細菌感染と判断することはできません。
鼻水の状態や症状が続いている期間、鼻づまり、咳などを合わせて判断することが大切です。:chatgpt-content-reference{index=”4″}
発熱や強い喉の痛みなどを伴っている
鼻声に加えて発熱や強い喉の痛み、咳などがある場合は、風邪などの感染症が原因になっている可能性があります。
特に高い熱が続く、元気がない、水分が取れないなどの場合は、小児科へ相談しましょう。
こんな症状があれば急いで受診を
鼻声そのものよりも、呼吸や全身状態の変化には注意が必要です。
- 呼吸が苦しそう
- 息をすると胸や首のあたりがへこむ
- 唇や顔色が青紫色っぽい
- 水分がほとんど取れない
- ぐったりしている
- 呼びかけへの反応がおかしい
- 急に症状が悪化している
このような場合は、単なる鼻づまりと考えて様子を見続けないことが大切です。
特に呼吸が明らかに苦しい、顔色や唇の色がおかしい、意識がおかしいなどの場合は、119番を検討してください。
自宅でできる対処法
鼻水をやさしく取り除く
鼻水がたまって鼻づまりが強い場合は、子どもの年齢に合わせて鼻吸い器などを活用できます。
自分で鼻をかめる年齢なら、片方ずつゆっくり鼻をかむようにしましょう。
まだ鼻をかめない小さな子どもでは、鼻吸い器を使って鼻水を取り除く方法があります。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会も、鼻をかめない小さな子どもでは器具を使って鼻汁を吸い取る方法を紹介しています。:chatgpt-content-reference{index=”5″}
鼻の周りを清潔にする
鼻水が続くと鼻の周りの皮膚が刺激されることがあります。
鼻水を拭くときは強くこすらず、やさしく拭き取りましょう。
部屋が乾燥しすぎないようにする
乾燥すると鼻の中が刺激されやすくなるため、室内が乾燥しすぎないように環境を整えましょう。
ただし、加湿しすぎてカビなどが発生しないよう、室内の状態にも注意してください。
こまめに水分を取る
発熱や鼻水などがある場合は、水分不足にならないように、飲める範囲でこまめに水分を取らせましょう。
食事が少し減っていても、水分が取れていて元気がある場合は、無理に食べさせる必要はありません。
アレルギー性鼻炎の可能性もある?
鼻声が繰り返し起こる場合は、アレルギー性鼻炎が関係していることもあります。
特に、くしゃみ・水っぽい鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどが繰り返しみられる場合は、アレルギー性鼻炎について医療機関で相談してみましょう。
小児のアレルギー性鼻炎についても、現在は診療の手引きが整備されています。:chatgpt-content-reference{index=”6″}
「風邪だと思っていたけれど、同じような鼻症状を何度も繰り返す」という場合も、耳鼻咽喉科などで相談すると原因を確認しやすくなります。
副鼻腔炎の可能性があるときは?
風邪のあとに鼻づまりや粘り気のある鼻水が長く続き、鼻水が喉に流れる、咳が続くなどの場合は、鼻副鼻腔炎が関係していることがあります。
小児の鼻副鼻腔炎では、鼻づまりや色のついた鼻汁、後鼻漏、咳などがみられることがあり、鼻づまりによって睡眠に影響する場合もあります。:chatgpt-content-reference{index=”7″}
こうした症状が長引く場合は、耳鼻咽喉科で相談しましょう。
夜間に受診するか迷ったら#8000
夜間に子どもの鼻声や鼻づまりがひどくなり、「今すぐ病院へ行ったほうがいい?」と迷うこともありますよね。
呼吸が苦しい、唇が青紫色、意識がおかしいなど緊急性の高い症状がある場合は、#8000ではなく119番が優先です。
そこまでではないものの、受診するか迷う場合は、子ども医療電話相談「#8000」を利用できる場合があります。
#8000では、子どもの症状について小児科医師や看護師に相談し、受診の必要性や家庭での対処方法についてアドバイスを受けられます。
利用できる時間帯は地域によって異なるため、最新の情報を確認してください。
まとめ
子どもの鼻声は、風邪や鼻づまり、アレルギー性鼻炎など、さまざまな原因で起こります。
軽い鼻づまりがある程度で、普段通り元気に過ごせていて、水分も取れている場合は、鼻の症状をケアしながら様子を見られることがあります。
ただし、次のような場合は受診を検討しましょう。
- 鼻づまりが強く、眠れない
- 鼻水や鼻づまりが長く続いている
- 粘り気のある鼻水や後鼻漏、咳などが続いている
- くしゃみや水っぽい鼻水を繰り返している
- 発熱や強い喉の痛みなどを伴っている
- 症状が悪化している
また、呼吸が苦しそう、水分が取れない、ぐったりしている、顔色や唇の色がおかしいなどの場合は、早めの受診や緊急対応を考えてください。
鼻声が長引いたり繰り返したりする場合は、小児科だけでなく耳鼻咽喉科へ相談するのもよいでしょう。
夜間や休日に受診するか迷ったときは、#8000を利用する方法もあります。


コメント