子どもの目が赤いのはなぜ?結膜炎などの原因と受診の目安・対処法

皮膚・口・目

「子どもの目が赤くなってる…」

「結膜炎かな?病院に行った方がいい?」

子どもの目が赤くなると、結膜炎などの病気ではないか心配になりますよね。

目の赤みは、結膜炎だけでなく、目をこすった刺激やアレルギー、異物など、さまざまな原因で起こります。

一方で、目の痛みやまぶしさ、目やに、まぶたの腫れなどを伴う場合は、眼科などへの相談を考えたいケースもあります。

この記事では、子どもの目が赤くなる主な原因や、受診を考える目安、自宅でできる対処法について分かりやすく解説します。

子どもの目が赤くなる主な原因

子どもの目が赤くなる原因には、さまざまなものがあります。

代表的なものには、次のようなものがあります。

  • 結膜炎
  • アレルギーによる目の症状
  • 目にゴミやまつ毛などが入った
  • 目をこすったことによる刺激
  • 乾燥などによる刺激
  • まぶたや目の周囲の炎症

目の赤みだけでは原因を判断できないため、目やに、痛み、涙、まぶしさ、腫れなど、ほかの症状も一緒に確認することが大切です。

目が赤くても様子を見られることがあるケース

軽い赤みが一時的に出ただけで、ほかに気になる症状がない場合は、まず目をこすらないようにして様子を見ることができます。

目をこすった後に一時的に赤くなった

目をこすった刺激などで、一時的に白目が赤くなることがあります。

赤みが徐々に落ち着き、痛みや目やになどほかの症状がなければ、経過を見られる場合があります。

普段通り元気に過ごしている

目の赤みが軽く、普段通り遊んだり食事をしたりできていて、強い痛みやまぶしさなどもない場合は、緊急性が低いことがあります。

ただし、「元気だから必ず大丈夫」とは限りません。赤みが続く場合や、ほかの症状が加わった場合は受診を検討しましょう。

目やにが少なく、症状が軽い

少量の目やにが一時的に出ることはあります。

ただし、目やにが増えてきたり、白目の赤みが強くなったりする場合は、結膜炎などの可能性もあるため、医療機関に相談しましょう。

こんな症状があれば眼科などへ相談しよう

目の赤みに加えて、次のような症状がある場合は、眼科などへの相談を検討しましょう。

目やにが多い

目やにが急に増えたり、何度拭いても繰り返し出たりする場合は、結膜炎などが考えられます。

特に乳幼児では、目やにや白目の赤み、涙が多い、まぶしそうにするなどの症状があれば、眼科で相談することがすすめられています。

目を痛がる

「痛い」と訴える、目を強く閉じる、目を触られるのを嫌がるなど、明らかな痛みがある場合は、自己判断で様子を見続けず受診を検討しましょう。

まぶしそうにする

普段より光を嫌がる、明るい場所で目を細める、目を開けたがらないなどの症状がある場合も注意が必要です。

まぶたが腫れている

目の赤みだけでなく、まぶたが大きく腫れている、赤みが周囲に広がっている、痛みが強いなどの場合は、医療機関に相談しましょう。

涙がいつもより多い

赤みと一緒に涙が増えている場合も、目の刺激や結膜炎などさまざまな原因が考えられます。

症状が続く場合は眼科で相談しましょう。

発熱や咳、のどの痛みなどを伴っている

目の赤みに加えて発熱やのどの痛み、咳などがある場合は、感染症に伴う結膜炎の可能性もあります。

例えば咽頭結膜熱では、発熱やのどの痛みに加えて、目の充血や目やになどの結膜炎症状がみられることがあります。

全身症状が強い場合や、目の症状が強い場合は医療機関に相談しましょう。

すぐに受診を考えたい症状

目の赤みだけではなく、次のような症状がある場合は、早めの医療機関への相談が必要です。

  • 強い目の痛みがある
  • 強いまぶしさがある
  • 目を開けられないほどつらそう
  • 見えにくそう、物の見え方がおかしそう
  • まぶたの腫れや赤みが強い
  • 目をぶつけた後から赤くなった
  • 異物や薬品などが目に入った
  • 症状が急速に悪化している

特に、目をぶつけた後や異物・薬品が入った場合は、目の表面に傷がついている可能性もあるため、自己判断で様子を見続けないようにしましょう。

自宅でできる対処法

目をこすらないようにする

目をこすると、刺激によって赤みが強くなったり、感染性の結膜炎だった場合には周囲へ広げたりする可能性があります。

できるだけ目をこすらないように見守りましょう。

目やには清潔なガーゼなどで優しく拭く

目やにが出ている場合は、清潔なガーゼや柔らかい布などを使い、こすらず優しく拭き取ります。

目やにを拭いた後は手を洗いましょう。

目薬を自己判断で使わない

子どもの目が赤いからといって、手元にある大人用の目薬や、以前処方された目薬を自己判断で使うのは避けましょう。

原因によって必要な治療が異なるため、気になる症状が続く場合は眼科などに相談してください。

感染が疑われる場合はタオルを共用しない

結膜炎の中には、目やにや涙などを介して感染が広がるものがあります。

家族にうつさないためにも、手洗いを行い、タオルや洗面用具の共用は避けましょう。

特に流行性角結膜炎などでは、目やにや分泌物を介した接触感染に注意が必要です。

目の赤みだけで「結膜炎」とは判断できない

子どもの目が赤いと「結膜炎かな?」と考えがちですが、目の赤みだけでは原因を特定できません。

結膜炎にもウイルス性、細菌性、アレルギー性などがあり、それぞれ症状や対応が異なります。

また、目をこすった刺激や異物などでも赤みが出ることがあります。

そのため、目の赤みだけで判断するのではなく、

  • 目やにがあるか
  • 痛みがあるか
  • まぶしそうにしていないか
  • 涙が増えていないか
  • まぶたが腫れていないか
  • 見え方に変化がないか
  • 発熱や咳などほかの症状がないか

を確認することが大切です。

こんな場合は感染対策も意識しよう

目の赤みに加えて目やにが増えている、発熱やのどの痛みなどがある場合は、感染性の結膜炎なども考えられます。

感染性の結膜炎が疑われる場合は、目やにを触った後や目の周囲を拭いた後に手洗いを行い、タオルを家族と共用しないようにしましょう。

保育園や幼稚園などの集団生活については、病気によって登園の基準が異なるため、診断を受けた場合は医師や園の案内を確認してください。

まとめ

子どもの目が赤くなる原因には、結膜炎、アレルギー、目をこすった刺激、異物などさまざまなものがあります。

軽い赤みだけで、普段通り元気に過ごしている場合は様子を見られることもありますが、目の赤みだけで大丈夫と判断するのは避けましょう。

特に、

  • 目やにが多い
  • 目を痛がる
  • まぶしそうにする
  • 涙が増えている
  • まぶたが腫れている
  • 見え方に変化がある
  • 発熱などほかの症状がある

場合は、眼科などへの相談を検討してください。

また、強い目の痛み、強いまぶしさ、目を開けられない、見え方の異常、目をぶつけた後の強い症状、異物や薬品が入ったなどの場合は、早めの受診が必要です。

「少し赤いだけだから」と自己判断せず、症状の変化を確認しながら、心配な場合は眼科や小児科に相談しましょう。

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