「1歳の子どもが38℃の熱を出したけど、いつも通り元気そう……」
「38℃もあるけど、病院に連れて行ったほうがいい?」
1歳くらいの子どもが発熱すると、熱の数字だけで「大丈夫かな?」と心配になりますよね。
結論からいうと、1歳の子どもが38℃の熱を出していても、元気があり、水分がとれていて、呼吸も苦しくなさそうなら、必ずしもすぐに救急受診が必要とは限りません。
ただし、子どもの発熱は「何℃あるか」だけで判断するのではなく、
- 元気や機嫌はどうか
- 水分がとれているか
- おしっこが出ているか
- 呼吸が苦しくないか
- 意識が普段と違わないか
- 熱以外の症状がないか
など、全身の状態を一緒に確認することが大切です。
この記事では、1歳の子どもが38℃の熱を出したときに確認したいポイント、自宅でできる対処法、受診を考えたい症状、夜間や休日に迷ったときの相談先についてまとめます。
※この記事は一般的な情報をまとめたもので、診断や治療を行うものではありません。子どもの様子がおかしい、判断に迷う場合は、かかりつけの小児科や医療機関に相談してください。
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1歳で熱が38度あっても元気なら大丈夫?
38℃という数字を見ると「高熱だからすぐ病院?」と思ってしまいますが、体温だけで子どもの状態を判断することはできません。
たとえば、
- 普段とあまり変わらず遊んでいる
- 水分を飲めている
- おしっこが出ている
- 呼吸が苦しそうではない
- 顔色が悪くない
- 声かけへの反応が普段と大きく変わらない
という状態であれば、まずは子どもの様子をよく観察しながら、自宅で休ませるという選択肢があります。
一方で、38℃という体温がそれほど高くなくても、
- ぐったりしている
- 水分がほとんどとれない
- 呼吸が苦しそう
- 顔色が悪い
- 意識がぼんやりしている
- 何度も吐いている
- けいれんが起きた
などの症状があれば、熱の数字だけで「大丈夫」と判断しないことが重要です。
つまり、
「38℃だから病院」ではなく、「38℃+子どもの状態」を確認する
と考えると分かりやすいでしょう。
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まず確認したい!1歳の発熱チェック
38℃の熱に気づいたら、まず次の項目を確認してみましょう。
① 元気や機嫌はどう?
いつも通り遊ぼうとしたり、声をかけると反応したりするでしょうか?
熱があっても、ある程度元気があることはあります。
反対に、
- ずっとぐったりしている
- あやしても反応が乏しい
- いつも好きな遊びやおもちゃに興味を示さない
- 眠ってばかりいる
など、普段と明らかに違う様子があれば注意が必要です。
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② 水分はとれている?
発熱中は汗をかいたり、食欲が落ちたりすることがあります。
母乳やミルク、水、お茶など、普段飲んでいるものを無理のない範囲で少しずつ飲ませてあげましょう。
一度にたくさん飲ませるより、子どもが飲める量をこまめに与えることを意識するとよいでしょう。
水分がほとんどとれない状態が続く場合は、医療機関への相談を考えてください。
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③ おしっこは出ている?
発熱中は水分不足にも注意が必要です。
普段と比べて、
- おしっこの回数がかなり少ない
- 長時間おしっこが出ていない
- 水分もほとんど飲めていない
という場合は、脱水が心配になるため、早めに医療機関へ相談しましょう。
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④ 呼吸は苦しくない?
子どもが熱を出していると、多少呼吸が速くなることがあります。
ただし、
- 息が苦しそう
- 呼吸が明らかに速くてつらそう
- 胸やみぞおちのあたりが呼吸のたびにへこむ
- 小鼻をピクピクさせて呼吸している
- 顔色や唇の色がおかしい
などがあれば、発熱の原因にかかわらず注意が必要です。
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⑤ 熱以外の症状はない?
発熱だけではなく、
- 咳
- 鼻水
- 嘔吐
- 下痢
- 発疹
- 耳を痛がる
- お腹を痛がる
- けいれん
など、ほかの症状がないかも確認しましょう。
子どもの体調管理に準備しておきたいもの
子どもが急に発熱したときに慌てないためにも、普段から使いやすい体温計などを準備し、使い方を確認しておくと安心です。
Baby Survivalでは、体温計や冷却グッズなど、子どもの体調管理や毎日の育児で使いやすいアイテムをまとめています。
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1歳の熱が38度で元気なときにできること
元気があり、水分もとれている場合は、まず子どもをゆっくり休ませてあげましょう。
水分を少しずつ与える
発熱中は水分不足にならないよう、こまめに水分をとらせます。
一度に大量に飲ませる必要はありません。
子どもが飲みやすいものを、少しずつ与えてあげましょう。
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食事は無理に食べさせない
熱があると食欲が落ちることがあります。
普段より食べる量が少なくても、水分がとれていて、ある程度元気があるなら、まずは休ませることを優先して構いません。
食べられそうなら、消化しやすく子どもが食べやすいものを少量ずつ与えましょう。
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暑くしすぎない
「熱があるから」と厚着をさせすぎる必要はありません。
汗をかいている場合は着替えさせ、子どもが過ごしやすい服装にしてあげましょう。
部屋も暑すぎたり寒すぎたりしないよう、快適な環境を意識します。
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無理に熱を下げようとしない
発熱は、体の中で起きている感染などに対する反応の一つです。
そのため、体温の数字だけを見て、必ず熱を下げなければいけないというわけではありません。
子どもがつらそうかどうかを見ながら対応しましょう。
解熱剤については、自己判断で大人用の薬を使ったり、以前もらった薬を勝手に使ったりせず、医師や薬剤師に確認してください。
発熱中は、体温を何度も測り続けるよりも、子どもの元気や水分、呼吸などの状態を一緒に確認することが大切です。
自宅で体温を確認できるよう、子ども用の体温計を準備しておくと安心です。
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1歳の発熱で早めに受診を考えたいサイン
次のような症状がある場合は、38℃という体温だけを理由に様子を見るのではなく、医療機関への相談・受診を考えましょう。
・水分がとれない
・飲ませようとしてもほとんど飲めない、吐いてしまうなど、水分が十分にとれない場合。
・おしっこが明らかに少ない
・普段と比べておしっこの回数がかなり少ない場合。
・ぐったりしている
・いつもと比べて明らかに元気がなく、あやしても反応が乏しい場合。
・呼吸が苦しそう
・呼吸が明らかに苦しそう、顔色が悪い、唇の色がおかしいなどの場合。
・嘔吐を繰り返している
・何度も吐いて水分がとれない場合は、脱水にも注意が必要です。
・けいれんが起きた
発熱中にけいれんが起きた場合は、落ち着いて子どもの安全を確保し、医療機関や救急相談へつなげましょう。
発熱中にけいれんが起きた場合の対応については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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こんなときは「すぐに救急」を考えて
次のような状態がある場合は、夜間だからといって朝まで待つのではなく、緊急性を考えてください。
- 呼びかけても反応が乏しい、意識がおかしい
- 呼吸ができない、呼吸が止まりそう
- 顔色や唇が明らかに青白い
- けいれんが続いている
- 強い呼吸困難がある
- いつもと明らかに違い、非常に苦しそう
このような場合は、救急車を呼ぶことも含めて、緊急に対応する必要があります。
「熱が何℃だから」という基準だけではなく、子どもの状態を優先して判断してください。
判断に迷う場合は、地域の救急相談窓口や医療機関に相談しましょう。
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1歳の熱でやってはいけないNG行動
❌ 熱があるからと厚着させすぎる
汗をかかせれば熱が下がる、と考えて厚着させすぎる必要はありません。
子どもが過ごしやすい服装にしましょう。
❌ 食事を無理に食べさせる
食欲が落ちているときに、無理に食べさせる必要はありません。
まずは水分がとれているかを確認しましょう。
❌ 水分を一気に飲ませる
吐き気がある子どもに大量の水分を一度に飲ませると、吐いてしまうことがあります。
少量ずつ、こまめに飲ませることを意識しましょう。
❌ 大人用の解熱剤を使う
子どもに大人用の薬を自己判断で使用するのは避けましょう。
解熱剤を使う場合は、子どもの年齢や体重、使用する薬について医師や薬剤師に確認してください。
子どもの解熱剤を使うタイミングや注意点については、こちらの記事で詳しく解説しています。

❌ 「元気だから絶対大丈夫」と決めつける
元気があることは一つの安心材料になりますが、それだけで病気の重さを判断することはできません。
水分、尿、呼吸、意識、熱以外の症状なども一緒に確認しましょう。
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病院を受診するときに伝えること
受診することになったら、次のことをメモしておくと診察時に伝えやすくなります。
- いつから熱が出たか
- 最高体温は何℃だったか
- 熱が上がったり下がったりしているか
- 水分はどのくらい飲めているか
- おしっこの回数
- 食事の量
- 咳や鼻水の有無
- 嘔吐や下痢の有無
- 発疹の有無
- いつもと比べて元気があるか
- 使用した薬があれば薬の名前と使用時間
特に「いつもと比べてどう違うか」は、できるだけ具体的に伝えるとよいでしょう。
母子健康手帳やお薬手帳なども、必要に応じて持参しましょう。
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夜間や休日に「病院へ行くべき?」と迷ったら
子どもが夜に突然発熱すると、
「今すぐ救急に行くべき?」
「朝まで待っていい?」
と迷いますよね。
そんなときに利用できるのが、**子ども医療電話相談「#8000」**です。
#8000では、休日や夜間に子どもの症状について判断に迷ったとき、小児科医師や看護師に電話で相談できます。
「病院を受診したほうがいいのか」
「自宅ではどう対応すればいいのか」
など、子どもの症状に応じたアドバイスを受けられます。
ただし、相談できる時間帯は地域によって異なるため、利用する際は最新の実施状況を確認してください。
参考:厚生労働省「子どもの症状は♯8000」
#8000について、どんなときに利用できるのか詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。

夜に熱が出て受診するか迷っている場合は、こちらの記事も参考にしてください。

1歳の発熱で迷ったときに覚えておきたいこと
1歳の子どもが38℃の熱を出したときは、まず体温だけを見るのではなく、
「元気・水分・おしっこ・呼吸・意識」
を確認しましょう。
元気がある
水分がとれている
おしっこが出ている
呼吸が苦しくない
意識や反応が普段と変わらない
このような状態なら、子どもの様子をよく観察しながら、自宅で休ませることもできます。
一方で、
- ぐったりしている
- 水分がとれない
- おしっこが少ない
- 呼吸が苦しそう
- 顔色が悪い
- 意識がおかしい
- 嘔吐を繰り返している
- けいれんが起きた
など、普段と明らかに違う症状がある場合は、体温の数字に関係なく医療機関への相談・受診を検討してください。
「38℃だから大丈夫」「38℃だから危険」と数字だけで決めるのではなく、子どもの普段の様子と比べて判断することが大切です。
夜間や休日で受診するか迷ったときは、#8000への相談も活用しましょう。
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この記事のまとめ
1歳の子どもが38℃の熱を出しても、元気があり、水分がとれていて、呼吸や意識に問題がなければ、必ずしもすぐに救急受診が必要とは限りません。
ただし、発熱時は体温だけで判断せず、
「元気・水分・おしっこ・呼吸・意識」
を確認することが大切です。
子どもの様子がいつもと違う、症状が強い、受診するか迷う場合は、かかりつけの小児科や#8000などに相談しましょう。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断や治療を行うものではありません。症状が強い場合や緊急性が疑われる場合は、医療機関へ相談・受診してください。


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