「子どもの鼻水が黄色や緑色になった…」
「細菌感染?病院へ行った方がいいの?」
子どもの鼻水の色が透明から黄色や緑色に変わると、「悪い病気なのでは?」と心配になりますよね。
黄色や緑色の鼻水は、風邪などの経過で見られることもあり、鼻水の色だけで細菌感染や重い病気とは判断できません。
一方で、鼻づまりや咳が長く続いている場合や、発熱、顔の痛みなどを伴っている場合は、鼻副鼻腔炎などが関係していることがあります。
この記事では、子どもの黄色・緑色の鼻水の原因や受診の目安、自宅でできる対処法について分かりやすく解説します。
子どもの鼻水が黄色・緑色になる主な原因
黄色や緑色の鼻水が出る原因には、次のようなものがあります。
- 風邪などの感染症
- 鼻の中の炎症
- 鼻副鼻腔炎
- 鼻水が鼻の奥にたまっている
- 鼻の中に異物が入っている
鼻水の色が変わったからといって、必ず細菌感染を起こしているとは限りません。
一方で、黄色や緑色の粘り気のある鼻水が続き、鼻づまりや鼻水が喉に流れる症状、咳などを伴う場合は、鼻副鼻腔炎が疑われることがあります。:chatgpt-content-reference{index=”1″}
黄色・緑色の鼻水だけで細菌感染とは限らない
黄色や緑色の鼻水を見ると、「細菌感染だから抗菌薬が必要なのでは?」と思うかもしれません。
しかし、鼻水の色だけでは細菌感染かどうかを判断できません。
鼻水の色だけでなく、発熱の有無、鼻づまり、咳、顔の痛み、症状が続いている期間、子どもの元気や水分摂取などを合わせて確認することが大切です。
自己判断で抗菌薬を使ったり、以前処方された薬を使い回したりするのは避け、必要な場合は医療機関で相談しましょう。
鼻水の色と一緒に確認したいポイント
黄色や緑色の鼻水が出ているときは、次のような症状がないか確認してみましょう。
- 鼻づまりが強いか
- 鼻水がどのくらい続いているか
- 鼻水が粘っているか
- 鼻水が喉に流れていないか
- 咳が続いているか
- 発熱があるか
- 顔や頬、額などを痛がっていないか
- 鼻の周りや顔が腫れていないか
- 食事や水分が取れているか
- 普段と比べて元気があるか
特に、鼻水の色だけではなく、症状が良くなっているのか、悪化しているのかを見ることがポイントです。
様子を見られることがあるケース
元気に過ごしている
黄色や緑色の鼻水が出ていても、普段と大きく変わらず遊べていて、水分や食事も取れている場合は、鼻の状態をケアしながら様子を見られることがあります。
ただし、「元気だから絶対に大丈夫」とは限らないため、ほかの症状も確認しましょう。
風邪の症状と一緒に出ている
風邪などで鼻水が出ているときに、鼻水が黄色や緑色になることがあります。
鼻水以外の症状も含めて少しずつ改善しているようなら、経過を見られる場合があります。
少しずつ鼻水が減っている
鼻水の色がついていても、量が減っている、鼻づまりが軽くなっている、咳などの症状も改善している場合は、回復に向かっている可能性があります。
反対に、いったん良くなったあとに再び悪化した場合は、医療機関への相談を検討しましょう。
こんなときは病院を受診しよう
鼻水や鼻づまりが長く続いている
黄色や緑色の鼻水、強い鼻づまりなどがなかなか改善しない場合は、鼻副鼻腔炎などが関係している可能性があります。
小児の鼻副鼻腔炎では、鼻づまりや色のついた鼻汁、鼻水が喉に流れる後鼻漏、咳などがみられることがあります。:chatgpt-content-reference{index=”2″}
長引く場合は、小児科や耳鼻咽喉科で相談しましょう。
鼻水と一緒に咳が続いている
鼻水が喉に流れることで咳が出ることもあります。
特に、粘り気のある鼻水や鼻づまりが続き、痰がからんだような咳が続いている場合は、鼻副鼻腔炎などが関係していることがあります。:chatgpt-content-reference{index=”3″}
発熱が続いている
鼻水とともに発熱が続いている場合は、感染症などの可能性があります。
高い熱が続く、元気がない、水分が取れないなどの場合は、早めに小児科へ相談しましょう。
顔や頬、額などを痛がる
鼻水や鼻づまりに加えて、頬や鼻の周り、額などの痛みを訴える場合は、鼻副鼻腔炎などが関係している可能性があります。
顔の痛みや腫れ、発熱などを伴う場合は耳鼻咽喉科などへ相談しましょう。:chatgpt-content-reference{index=”4″}
鼻水が片側だけ続いている
片方の鼻からだけ黄色や緑色の鼻水が続いている場合は、鼻の中に異物が入っている可能性もあります。
特に、片側だけ悪臭のある鼻水が続く場合は、自己判断で奥まで触らず、耳鼻咽喉科へ相談しましょう。
こんな症状があれば急いで受診を
鼻水の色そのものよりも、呼吸や全身状態の変化には注意が必要です。
- 呼吸が苦しそう
- 息をすると胸や首のあたりがへこむ
- 唇や顔色が青紫色っぽい
- 水分がほとんど取れない
- おしっこが明らかに少ない
- ぐったりしている
- 呼びかけへの反応がおかしい
- 急に状態が悪化している
このような場合は、鼻水の色だけの問題と考えず、全身状態を優先して対応してください。
特に呼吸が明らかに苦しい、意識がおかしい、唇が青紫色などの場合は、119番を検討しましょう。
自宅でできる対処法
鼻水をやさしく取り除く
鼻水がたまって苦しそうな場合は、子どもの年齢に合わせて鼻吸い器などを活用できます。
まだ自分で鼻をかめない小さな子どもでは、鼻吸い器を使って鼻汁を取り除く方法があります。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会でも、鼻をかめない小さな子どもには器具を使って鼻汁を吸い取る方法を紹介しています。:chatgpt-content-reference{index=”5″}
鼻をかめる年齢なら片方ずつかむ
自分で鼻をかめる子どもは、両方の鼻を一度に強くかまず、片方ずつゆっくり鼻をかむようにしましょう。
強く鼻をすすったり、勢いよく鼻をかんだりするのではなく、無理のない範囲で行います。:chatgpt-content-reference{index=”6″}
鼻の周りを清潔にする
鼻水が続くと鼻の周りの皮膚が赤くなったり、荒れたりすることがあります。
鼻水を拭くときは強くこすらず、柔らかいティッシュやガーゼなどで優しく拭き取りましょう。
乾燥しすぎない環境にする
室内が乾燥しすぎる場合は、加湿などで環境を整える方法があります。
ただし、加湿しすぎてカビなどが発生しないよう、室内の状態にも注意しましょう。
こまめに水分を取る
発熱や鼻水などがある場合は、水分不足にならないよう、飲める範囲でこまめに水分を取らせましょう。
鼻水が多くて食欲が落ちていても、まずは水分が取れているか、おしっこが普段通り出ているかを確認することが大切です。
耳の症状にも注意しよう
鼻水や鼻づまりが長く続くと、耳の症状が一緒に出ることがあります。
子どもが急に耳を痛がる、耳だれが出る、聞こえ方がおかしいなどの症状がある場合は、鼻水だけの問題と考えず、耳鼻咽喉科などへ相談しましょう。
鼻の症状が続く場合に中耳炎などを伴うこともあり、鼻症状の治療が耳の症状の改善につながることがあります。:chatgpt-content-reference{index=”7″}
夜間に受診するか迷ったら#8000
夜間に子どもの鼻水がひどくなり、「今すぐ病院へ行ったほうがいい?」と迷うこともありますよね。
呼吸が苦しい、唇が青紫色、意識がおかしいなど緊急性の高い症状がある場合は、#8000ではなく119番が優先です。
そこまでではないものの、受診するか迷う場合は、子ども医療電話相談「#8000」を利用できる場合があります。
#8000では、子どもの症状について小児科医師や看護師に相談し、受診の必要性や家庭での対処方法についてアドバイスを受けられます。
利用できる時間帯は地域によって異なるため、最新の情報を確認してください。
まとめ
子どもの鼻水が黄色や緑色になっても、鼻水の色だけで細菌感染や重い病気とは判断できません。
風邪などの経過で色がつくこともあるため、まずは鼻水以外の症状や、子どもの全身状態を確認しましょう。
特に次のような場合は、受診を検討してください。
- 鼻水や鼻づまりが長く続いている
- 粘り気のある鼻水や後鼻漏、咳などが続いている
- 発熱が続いている
- 頬や顔、額などを痛がる
- 片側だけ悪臭のある鼻水が続いている
- 耳の痛みや耳だれ、聞こえ方の変化がある
- 症状が悪化している
また、呼吸が苦しそう、水分が取れない、ぐったりしている、顔色や唇の色がおかしいなどの場合は、早めの受診や緊急対応を考えてください。
鼻水が長引く場合は、小児科だけでなく耳鼻咽喉科へ相談するのもよいでしょう。
夜間や休日に受診するか迷ったときは、#8000を利用する方法もあります。


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