「せっかく帽子を被せても、すぐ取ってしまう……」
赤ちゃんの帽子問題は、子育てをしていると悩みやすいポイントのひとつです。
日差しが強い日は帽子を被ってほしいですし、外出時の暑さ対策としても帽子を用意しておきたいですよね。
ところが、いざ被せてみると嫌がって泣いたり、自分で取ってしまったりすることもあります。
赤ちゃんが帽子を嫌がるのには、サイズや素材、締め付け感、慣れていないことなど、いくつかの理由が考えられます。
この記事では、赤ちゃんが帽子を嫌がる理由と、少しずつ帽子に慣れてもらうための工夫を紹介します。
赤ちゃんが帽子を嫌がる主な理由
帽子を嫌がるからといって、必ずしも「帽子が嫌い」というわけではありません。
まずは、何が嫌なのかを確認してみましょう。
サイズが合っていない
帽子がきつすぎたり、逆に大きすぎたりすると、赤ちゃんが不快に感じることがあります。
特に、ゴムやあごひもなどが首やあごに当たっていないか確認してみましょう。
帽子を被せたあとに、赤ちゃんがすぐ取ろうとする場合は、サイズやフィット感を見直してみるのもひとつの方法です。
素材や肌触りが苦手
赤ちゃんによっては、帽子の生地や縫い目、タグなどが肌に触れることを嫌がる場合があります。
汗をかいているときは、帽子の中が蒸れて不快に感じることもあります。
被せたあとに汗をたくさんかいていないか、頭や首まわりが赤くなっていないかも確認してみましょう。
頭に何かが乗っていることに慣れていない
これまで帽子を被る機会が少なかった赤ちゃんにとっては、頭に何かが乗っていること自体が違和感になることがあります。
大人にとっては気にならない程度でも、赤ちゃんには新しい感覚かもしれません。
最初から長時間被せるのではなく、短い時間から少しずつ慣らしていく方法があります。
視界が変わることを嫌がっている
つばのある帽子などは、帽子を被る前と比べて見え方が変わります。
その変化を嫌がったり、不安そうにしたりする赤ちゃんもいます。
帽子を被せたときだけ機嫌が悪くなるのであれば、つばの大きさや帽子の形を変えてみるのも方法です。
赤ちゃんが帽子を嫌がるときの対策5選
① まずは短時間から慣らす
最初から長時間帽子を被せ続けるのではなく、短い時間から試してみましょう。
例えば、家の中で数十秒だけ被せてみて、嫌がらなければ少しずつ時間を延ばしていきます。
嫌がったら一度外して、また別のタイミングで試してみても構いません。
「帽子を被ったらすぐ嫌なことが起こる」という印象を作らないこともポイントです。
② 家の中で遊びながら試してみる
外出直前にいきなり帽子を被せるのではなく、家の中で遊んでいるときに試してみる方法もあります。
お気に入りのおもちゃで遊んでいるときなど、機嫌のよいタイミングで短時間だけ被せてみましょう。
帽子を被ることに慣れてきたら、少しずつ外出時にも使ってみます。
③ サイズや素材を見直す
「帽子そのものが嫌い」と決めつけず、今使っている帽子が赤ちゃんに合っているか確認してみましょう。
- 頭を締め付けすぎていないか
- 帽子が大きすぎてずれていないか
- 生地がチクチクしていないか
- タグや縫い目が肌に当たっていないか
- 汗で蒸れていないか
同じサイズでも、帽子の形や素材によって着け心地は変わります。
いくつか試して、赤ちゃんが嫌がりにくいものを探してみましょう。
④ 鏡を見せたり、楽しい雰囲気で被せる
帽子を被せるときに、鏡を見せたり「似合ってるね」「かわいいね」と声をかけたりするのもひとつの方法です。
お気に入りの帽子を一緒に選ぶなど、帽子を被ることを楽しい経験にしていくのもよいでしょう。
ただし、嫌がり方が強い場合は無理に続ける必要はありません。
⑤ 嫌がったら一度外して時間を空ける
何度被せてもすぐ取ってしまう場合は、いったん帽子を外して休憩しましょう。
機嫌が悪いときや眠いときなどは、帽子以外のことでも嫌がりやすい場合があります。
時間を空けて、機嫌のよいときにもう一度試してみるのもおすすめです。
帽子を嫌がるときの日差し・暑さ対策は?
「帽子を被ってくれないから、外出できない」と考える必要はありません。
帽子以外の方法も組み合わせながら、暑さや直射日光を避けることが大切です。
日陰を利用する
暑い日は、できるだけ直射日光を避け、日陰や涼しい場所で過ごしましょう。
厚生労働省も、熱中症対策として暑さを避け、風通しのよい日陰などの涼しい場所で過ごすことを案内しています。
帽子を嫌がる場合は、日陰を選んで歩く、外で過ごす時間を短くするなど、状況に合わせて工夫しましょう。
ベビーカーの日よけを活用する
ベビーカーを使用する場合は、備え付けの日よけを活用する方法もあります。
ただし、日よけを使っている場合でも、ベビーカー内が暑くなりすぎていないか、赤ちゃんの顔色や汗、機嫌などをこまめに確認しましょう。
帽子を被せているから大丈夫、日よけがあるから大丈夫と考えず、赤ちゃんの様子を確認することが大切です。
暑い時間帯を避ける
気温が高い日は、外出する時間帯を工夫することもできます。
暑さが厳しい時間帯を避け、涼しい時間に外出するなど、無理のない予定を立てましょう。
特に暑い日は、帽子を被せることだけにこだわらず、外出そのものを短時間にすることも選択肢です。
帽子を嫌がるときに無理をしないほうがいいケース
帽子を嫌がること自体は珍しくありませんが、被せたときに明らかに痛がる場合は注意しましょう。
- 帽子を被せると強く痛がる
- 頭や耳などを頻繁に気にしている
- 帽子を被せていないときも機嫌が悪い
- 発熱など、ほかの症状もある
- 頭や首まわりに赤みや腫れがある
このような場合は、単純に「帽子が嫌い」と決めつけず、帽子を外して赤ちゃんの様子を確認しましょう。
気になる症状が続く場合は、小児科などの医療機関へ相談してください。
実際、帽子を嫌がるとかなり困ります
赤ちゃんに帽子を被せても、すぐ自分で取ってしまうと「せっかく被せたのに……」となりますよね。
何度被せても取られると、外出前から親のほうが疲れてしまうこともあります。
でも、最初から長時間被せようとせず、短い時間から試したり、帽子のサイズや素材を変えたりすると、少しずつ慣れていくことがあります。
すぐに被れるようになる必要はありません。
赤ちゃんの様子を見ながら、その子に合った方法を探していきましょう。
まとめ|帽子は無理強いせず少しずつ慣らそう
赤ちゃんが帽子を嫌がるのは、サイズや素材、締め付け感、帽子を被ることへの慣れなど、さまざまな理由が考えられます。
嫌がるときは、次のような方法を試してみましょう。
- 短時間から少しずつ慣らす
- 家の中で遊びながら試す
- 帽子のサイズや素材を見直す
- 楽しい雰囲気で被せる
- 嫌がったら一度外して時間を空ける
- 暑い日は日陰や涼しい場所を利用する
- 帽子だけに頼らず、外出時間や場所も工夫する
厚生労働省も、子どもの外出時には日照や気温に注意し、帽子や服装を工夫しながら、子どもの体調に合わせて無理をしないことを案内しています。
「絶対に帽子を被らせなきゃ」と焦るより、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ慣らしていきましょう。
暑い日の子どもの体調や熱について気になる場合は、こちらの記事も参考にしてください。
子どもの体調が悪いときに、病院へ行くべきか迷った場合はこちらも参考になります。


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